日差しが強い日に気になるのが「紫外線」。
シミやシワなど多くの悪影響を与える紫外線は、お肌の天敵ですよね?
紫外線対策をするなら、「日々のスキンケア+α」を心がけていくのがおすすめ。
中でも保湿ケアをしっかり行うことで、紫外線対策に繋げることができますよ♪
「本格的に紫外線対策がしたい!」という方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてくださいね。
「保湿」が紫外線対策に繋がる理由
「紫外線対策のスキンケア」と聞くと、「日焼け止めクリーム」や「美白クリーム」を連想する方もいるのではないでしょうか?
意外と知られていませんが、実は「保湿ケア」も紫外線対策に繋げることができるのです。
逆をいえば、保湿されていない乾燥肌はバリア機能がないので、紫外線のダメージをより受けやすくなるということに…!
後々後悔しないためにも、日頃からしっかりと保湿ケアを行うことが大切です。
「毎日のスキンケアで紫外線対策がしたい!」という方は、保湿力が高いスキンケア商品を活用してみてくださいね♪
紫外線が肌に与える影響とは?
紫外線には「A波」と「B波」の2種類あります。
それぞれの特徴は次の通りです。
・紫外線A波(UV-A)
最も肌に影響を与えるのは5月。肌のバリア機能を低下させ、肌内部のコラーゲンを変質させ、シワやたるみの原因となります。
・紫外線B波(UV-B)
最も肌に影響を与えるのは8月ですが、地上に届く量はわずか5%ほどと少なめです。肌のメラニン色素を刺激して、シミの原因となります。
紫外線を長年浴び続けることで深刻な肌ダメージが…
肌が紫外線ダメージを受けると、シミやシワ、たるみなどの原因となりますが、じつはそれ以上に深刻なのが肌の「光老化」です。
紫外線を長年浴びると、肌の弾力をつくる細胞などにダメージが蓄積します。そうなると、より肌のシミやシワ、たるみが引き起こされてしまうのです。肌の老化は、この光老化が大きく影響しているともいわれています。
紫外線は日差しが強い夏だけではなく、年中地上に降り注いでいます。
肌を老化から守るためにも、日頃からしっかりとスキンケアをして保湿をしたり、UVクリームなどを塗って紫外線対策をしていきましょう!
紫外線対策に繋がる保湿のスキンケアの基本
ご紹介した通り、保湿ケアは紫外線対策に効果的な方法。
ここからは基本的な保湿ケアを詳しく解説していきます。改めて、チェックしてみてくださいね。
保湿ケアで使用するスキンケア商品
保湿のスキンケアに必要なるは、基本的に「化粧水」と「乳液」の2つです。
より肌の乾燥が気になるという方は「保湿クリーム」も取り入れていきましょう。
保湿ケアで使用する量
- 化粧水…3~4滴程度
- 乳液…1円玉大程度
- 保湿クリーム…あずき粒大程度
保湿ケア方法
①洗顔後、まず化粧水をつけます。顔全体だけではなく、この時首に塗るのもおすすめです。
②化粧水が肌に浸透したら、乳液をつけていきます。
~①と②のポイント~
化粧水や乳液をつける時は、指の腹や手のひらが肌に優しく押すようなイメージでつけていきましょう。肌は内側から外側にかけて、首は上から下にかけて指を流すようにつけてみてください。
この時に肌を擦ったり、必要以上に力を入れてしまうとダメージに繋がるので注意です!
最後にハンドプレスをして、手のひら全体で肌を覆いましょう。こうすることで、より化粧水と乳液の保湿成分を肌に浸透させることができますよ♪
③全体的にスキンケアした後、乾燥しやすい箇所があれば、重ね塗りをします。
乾燥がひどい箇所は保湿クリームを塗るのも効果的です。塗り過ぎは逆にベタついてしまうので注意しましょう。
保湿のスキンケアの流れは以上です♪
乳液や保湿クリームの中には、紫外線対策に対応しているものもあります。
日中、外に出かけることが多いという方は紫外線対策ができる化粧水や乳液を朝のスキンケアに使うなど、工夫してみてください。
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日焼け止めの種類
ご紹介したように、紫外線はA波とB波の2つがあります。
紫外線A波は「PA」、紫外線B波は「SPF」と表示されています。
それぞれ数値が高ければ高いほど、紫外線を防ぐことができます。日焼け止めクリームなどを購入する時は、こちらの数値もぜひ参考にしながら選んでみてくださいね♪
ここからは、日焼け止めの種類について簡単にご紹介していきます!
どんな日焼け止めが自分に合っているか分からない方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
①クリーム
クリームタイプは、他のタイプの日焼け止めと比べると保湿力が高く、汗などをかいても崩れにくいです。
屋外で過ごす時が多い、キャンプやアウトドア中はクリームタイプの日焼け止めを利用しましょう。
②ミルク
水分と油分が含まれた日焼け止めで、サラッとしたテクスチャーなので塗りやすいタイプ。
肌に優しいので、敏感肌の方や赤ちゃん用にピッタリです。
③ジェル
ジェルタイプの日焼け止めは水分を多く含んでいるのが特徴。
油分が少ないので、肌がベタつきやすい方におすすめです。
④スプレー
スプレータイプの日焼け止めは、気になる時にサッとふきかけるだけで紫外線対策ができる一方、塗りムラがあるのが難点。
しっかり効果を得るためにも塗布した後は手で伸ばして肌に馴染ませてください。
紫外線対策に繋がる日焼け止めのつけ方
ご紹介したような日焼け止めは、正しく塗らないと結局紫外線のダメージを受けてしまうことも。
紫外線対策を効果的にするためにも、正しいつけ方を覚えておきましょう。
- 日焼け止めを肌につける時は「線状」にして出す
- 大きく円を描くように、手のひらで日焼け止めを広げていく
- 露出している肌は、2~3時間に1回つけ直す
日焼け止めを少しずつ容器から出して肌につけると、塗りムラになってしまうことも。
そうなると、メイクも崩れやすくなりますし、部分的に肌が焼けてしまうこともありますので、つける時は全体的に一気につけるのがベストです!
メイク用品も紫外線対策ができるものを
化粧下地やBBクリーム、ファンデーションなどのメイク用品の中には、UVカット効果が含まれているものもあります。
肌の紫外線対策には、こちらもぜひ活用しましょう。
肌に使用するなら日焼け止めクリームを塗る手間も省けますし、厚塗り感も出ません!
日焼け止め対策におすすめの方法は、肌はUVカット機能があるファンデーションや下地クリームを使い、足や腕などには別に日焼け止めクリームなどを塗ること。
メイク用品で紫外線対策をする場合は、メイクが崩れると紫外線のダメージを受けてしまいますし、夏場は汗をかいてメイクが崩れやすいです。
こまめに塗り直したり、汗で崩れないように、パウダータイプのファンデ―ションを上につけるなど、工夫してみてくださいね。
髪も忘れずに紫外線対策しよう
日焼け止め対策で意外と盲点なのが髪のケア。
頭皮や髪も紫外線対策をしないとダメージを受けてしまいます。
具体的には髪がパサパサになったり、抜け毛や薄毛に繋がることも。肌と同様、こちらもしっかりケアしましょう♪
帽子や日傘はVカット素材のものも多く販売されているので、ひとつあると日差しが強い日に活用できて便利です。
髪専用のUVスプレーもあるので、出かける前はそちらを髪にサッとふきかけるようにしましょう。
また、
毎日同じ分け目にしていると、頭皮の同じ箇所が紫外線のダメージを受けてしまいます。分け目は頻繁に変えた方がダメージを分散できるので、こちらもぜひ意識してみてください。
日頃のヘアケアや洗い流さないトリートメントなどを活用して、紫外線のダメージから髪を守ってくださいね♪
紫外線をたくさん浴びてしまった時の対処法3つ
時にはうっかり紫外線対策をするのを忘れてしまったり、アウトドアに行った時に予想以上に日差しが強くて焼けてしまった…。なんてこともあるかと思います。
このような場合でも、対処法を行うことで紫外線によるダメージを軽減できます!
主な対処法を3つご紹介するので、困った時の参考にしてくださいね。
①日に焼けたところを冷やす
日差しを浴びると、肌がヒリヒリして痛くなりますよね?
紫外線をたくさん浴びた時はヒリヒリする部分をなるべく早めに冷やしましょう。
水道の水で冷やしたり、ペットボトルに水を入れて肌を冷やすのがおすすめです。
②保湿ケアを念入りに行う
日焼けした部分を放っておくと、肌の皮がむけたり色ムラになることも。ヒリヒリしたところを冷やしたら、化粧水などで肌を保湿しましょう。
体が日に焼けた場合はボディクリームをたっぷり塗ってみてください。
日焼けがひどい時は、コットンでパックのようにして肌につけるとより肌に保湿成分が浸透します。
③シートマスクでクールダウンする
日焼けしやすい夏場などは、シートマスクを冷蔵庫にストックしておくと便利です。
「今日、紫外線強かったな」なんて時には、入浴後にシートマスクでクールダウン&保湿ケアをしていきましょう。
アルコールが含まれたシートマスクはかえって肌にしみることがあるので、購入する時はアルコールが含まれていないかもチェックしてくださいね。
まとめ
紫外線対策=日焼け止めクリームと思いがちですが、保湿を意識したスキンケアを行うことで、紫外線ダメージを受けにくい肌へと近づくことができます。
とはいえ、スキンケアだけでは限界があるのも事実です。
紫外線から肌を守るためには、保湿ケアに加えて日焼け止めクリームやUVカット機能付きのファンデーションなども活用していきましょう!
出かける時は、折りたたみの日傘やサングラスを持参するのも良い方法♪
きちんと紫外線対策をすることで、肌の状態を整えることができるので、ぜひご紹介した記事内容を紫外線対策に役立ててくださいね。